電解加工機とは?

電気化学反応を利用した金属加工法であり、工具の消耗が無いこと、工作物の硬さによらず加工できるという利点があり、難削材の微細加工へ応用も期待されています。電解液中でワーク(工作物)と電極を対向して設置し電流を流すことにより、ワーク表面の金属分を溶解させることで、精密な形状の加工や微細な加工を実現します。この方法は、金属加工後に生じるバリ取りや素材表面の研磨などで活用されます。
電解加工機は、航空宇宙、医療機器、電子部品など、高精度が求められる分野で広く利用されています。

電解加工の原理

電解加工は、ワークを陽極(+)、対向する電極を陰極(-)として、両極間に電解液を流し通電することによりバリを溶解します。(右図)

反応式:6NaNO3+6H2O+6e+2Fe3+ → 2Fe(OH)3+6NaNO3+3H2
  • NaNO3:電解液(硝酸ソーダ)
  • Fe(OH)3 : 水酸化第二鉄(スラッジとして液中に浮遊)
  • O2、H2 : 酸素、水素(電解時に水の電気分解によって発生)

電解加工の特長

電解加工は、電気化学反応を利用し電解液中で陽極側の金属の電解溶出させる加工法であります。この方法は熱影響が少なく、高効率な加工を実現しています。

電極治具

電極治具は、ワークの形状に合わせ製作します。(右図)

装置の特長

当社の電解加工装置は、自社製作の信頼性の高い、電子制御による安定した品質を実現します。また、各種機構によりメンテナンスも容易です。

電解加工の事例

電解加工前

電解加工後(バリ取り)

電解加工後(バリ取り)

電解加工後(面取り)

電解加工後(面取り)

電解加工後(バリ取り)

電解加工後(バリ取り)